肉ランチ

毎年のことですが、この季節はベルギーのVelleman社の営業部長であるピーターが日本にやってきます。
 
ディーラー仲間では、”恐怖の成績表”と言われる資料をご持参いただいての打ち合わせです。今回は、小型の携帯用オシロスコープのモデルチェンジの紹介もありました。そうやって旅芸人のように世界中の展示会へ出展やディーラーなどへ飛び回ることが、彼のお仕事です。ちなみに景気はどうよ?と聞くと、今年は南アフリカとオーストラリアのディーラーの成績はいいね!とのことでした。

携帯オシロスコープの新製品

携帯オシロスコープの新製品


 
ひとしきりの打ち合わせ後、昼食に行くのも毎度のパターンです(他のディーラーでも全く同じ流れだという話ですw)。ピーターは、欧米の料理以外は食べないという、あちらではよくいるタイプのお方です。なので、いつも昼からステーキを食さざるえません。日本では主食があって、おかずという構成ですが、彼らにはそんな定義はないようで。パンもライスもなしで、肉だけを食べます。”パンやフレンチ・フライ、パスタは太るから健康に留意して食べないのさ”というのが言い分なのですが。。。
 
ベルギーでも日本のように年に1回健康診断があるそうです。日本のようにバリウムを飲んでテストはしませんが、運動をさせられて息切れした状態で、体中にセンサーをいろいろ取り付けて検査するそうです。一度再検査で胃カメラを飲んだそうですが、あんなん飲めるかと拒否して麻酔して寝ている間に検査させたとのことで。
 
ピーターは、何かを必死に否定すると”Non!Non!Non!Non!”と目を剥き、口を尖らせて指を振るのですが、その様が可笑しいので、店長はいつもからってそれを引き出そうとイタズラしています。”今日の昼飯は和食や中華でどうだい?”みたいに。最近は、こちらがニヤニヤからかっているのがばれているようで、笑顔で”No-No-No-No-”といった感じで面白くありませんが。そうそう本気の時は、ベルギー訛り剥き出しですが、そうでない時は上品な英語をお話しになられますw。
 
だいぶ日本にも慣れたようですが、皮肉屋のピーターはよく、”おい!ありゃあ、なんだい!”とあちこちにカメラを向けたものです。過去、女子高生のスカートの丈が短すぎると憤慨し、工事現場のラジオ体操に大興奮し、自転車のカゴに残された買い物袋を盗まれないかとキョロキョロ心配してました。今回は、電車でホテルまで帰ることにトライするというので、連れていくと。。。ワイシャツのボタンを外し、なにやらへそくり入れのようなものを取り出して小銭を出してきましたw。そんな様を観察することもまた、おもろいところです。
 
こちらとはものの見方も違うので、サムソンのバッテリー事故も”米国政府の陰謀ちゃうの?”といったご見解で。そうそう彼は、ドイツと米国が嫌いで、フランスとイギリスがお好きなのでした。こうした心情のお方もあちらでは、よくいらっさいます。
 
数年に一度、欧州にてVELLEMAN社のディーラーミーティングがあるのですが、テロの影響でしばらく延期だそうでやす。次はギリシャの島だというので期待していたのですが、残念なことでござりました。