2018年1月出張日記

今回は、お客様が中国の取引先の工場を監査したいとのご要望で、出張の旅に出ました。

行き先は、中国広東省ですが、店長は香港に宿を取り、こちらから早朝に広東省へ向かうこととしました。いつも”どうして中国に泊らないのですか?”と質問を受けるのですが。。。香港は店長が幼少の頃、育った土地なので、わがまま言わせてくださいな。

初日の目的地は、広東省はシンセン市。香港のホンハム駅からMTRで、落馬洲駅を目指し、そこで出入国して中国側の福田口岸にお迎えに来てもらうことにしました。過去は羅湖駅使用が多かったのですが、こちらの駅は初めてです。調べると10年程前に開通したそうで。

香港のホンハム駅も昔は陸の孤島といった雰囲気でしたが、地下鉄と接続されてとても便利になっていました。変化し続けるところが、いかにも香港ですね。しばらく来ないとすっかりよそ者って感じです。。この都市の人は、よそ者をあぶり出すシステムに長けており、昔は紛れていたのですが、最近は”香港駐在員ですか?”と言われるようになってしまいました。

父親と話してみたら、この落馬洲には、店長は昔行ったことがあるようで。。。九広鉄道開通前当時、香港の人々はこの地を訪れ、見ることはできても行くことは叶わない故郷中国の山河をこの場所で眺めていたのです。店長も幼少時に連れられていった記憶があり、確か小高い丘に人々がぽつぽつ立って、対岸の山や川を眺めていたことを覚えています。霧の深い日で、あれだけ騒騒しい人々が、まったくなにもしゃべらずに立っている姿は、非常に印象深いものでした。

落馬洲駅のホームから見える風景は、まさに当時を思いださせるものでした。

ラックマーチョイ

羅湖駅もそうですが、こちらも香港側で出国手続き後に、国境の川を橋で越えて、中国側で入国手続きとなります。

国境の川

つつがなくお仕事は終わり、関係者で昼食に行くと数々現れる料理の中で。。。これは!と店長が思わず写真を取った貝料理がこちらです。

貝
昨年の夏休みですが、店長の小学生の息子の自由研究で、伊豆の海岸で貝殻拾いを行いました。そこで拾ったものと全く同じものが!テーブルにあったのです。さては中国から海を超えて流れついたか?いやいや調べた限り、貝殻のような重いものは、外国からは漂着しないそうで。ただ、食用と分かったことで、サバイバル時に活用しようかと思った次第です。

翌日も香港から中国へ。今度は、広東省東莞市を目指します。昨日の各駅停車ではなく、広州行きの直通電車、九広鉄道を使いました。香港在住の友達に前売券を買ってもらおうと思ったのですが、”今は往復券だとパスポートが必要”とのことでしたが、現地に行ってみると別に必要なく購入できました。。。コロコロ変わったということなのでせうか。

この鉄道も開通(中華人民共和国建国で遮断されていたそうで)は1979年とのことですが、店長も開通当時父親に連れられて乗車したことがあります。初めて乗った時は、暑い夏の日で、広州到着後、乗客は全員待合室に座らされて。。。天井では扇風機が回り。。。暑くて暑くて。。。そこへ全員分の熱い紅茶のいい匂いとともにコーヒーカップで配られ。。。口をつけると砂糖が入っていなくて。。がっかりしたことを記憶しています。

今は、常平という駅に停車し、ここが東莞市で、こちらにお迎えに来ていただきました。

用事を済まし、同じ経路で香港に戻り、夜は当時ともに香港に住んでいた後輩が経営している居酒屋で痛飲。残念なことにお店の写真を取り忘れる失態を。。。次回は、きちんと写真を取って宣伝してあげたく思うのでした。。